中古ピアノは質が悪い?

中古ピアノは質が悪い?

「中古ピアノは質が悪そう」
「中古ピアノは買ったら後悔しそう」
あまりよくない印象を持っている方も多い中古ピアノ。ピアノに限らず、中古全般に良い印象を抱いていない方も多いですよね。今回は、本当に中古ピアノの質は悪いのか、新品を購入すべきなのかをお話していきます。グランドピアノの購入を検討している方は、参考にしてください。

中古ピアノは質が悪いんじゃないの?

中古ピアノは質が悪い、と思っている方も多いですよね。「中古ピアノ=質が悪い」というのは正しくありません。あまりに安すぎる中古ピアノは疑った方がよいかもしれませんが、中には質のいい中古ピアノもたくさんあります。

中古ピアノ

では、中古ピアノは何が良いのでしょうか?メリット・デメリットを紹介します。

【メリット】

・すでに弾きこまれているため、音が響く
・反応が良い
・音に個性がある
・安い
中古ピアノのメリットは、前の人にすでに弾きこまれているため、音が完成しているという点です。新品のピアノは音の響きがまだ不十分で、鳴りが良くなるまでに時間がかかります。また、前の人の弾き方によって音に個性が生まれるため、自分にとって聞き心地の良いピアノを見つけた場合、すんなり弾くことができますよ。また、新品よりも安いため、初めてピアノを購入するという方にぴったりです。

【デメリット】

・部品が劣化している可能性がある
・音の変化を感じられない
デメリットは、部品が劣化している可能性があることです。ピアノに使われている弦やハンマーは使えば使うほど劣化していきます。劣化してしまっている場合、音の質が悪くなってしまい、修理が必要になる可能性があります。ピアノ本体は木材でできているため、木材の劣化があれば、当然音も悪くなります。また、すでに音が完成しているため、音に自分の個性が出にくいという点も、デメリットとして挙げられます。こちらはメリットでも紹介しましたが、人によってはデメリットにもなりうるもの。音を一つずつ作り上げたいという方には向いていません。

中古ピアノはどこで買うかが大事

ピアノを弾く笑顔な女の子

メリット・デメリットをそれぞれ紹介してきました。メリット・デメリットがあるのは新品のピアノでも同じなので、どちらの方がより自分に合っているかを考えて選んでください。

特に、デメリットで取り上げた「部品の劣化」については、買う場所によって大きく変わります。購入する場所によってはしっかりメンテナンスや修理が済んでいる場合もあるので、そういった中古販売店を選んでください。

例えば、愛知で中古ビアノを販売している「日響楽器」は、きちんとメンテナンス、修理されている商品を販売しています。店頭に並んでいる中古ピアノ全てが、内部のパーツまで点検、修理などのメンテナンスが終わっており、試打も可能。きちんと弾き心地を確かめて、納得して購入できます。3年間の保証もつけることができるので、中古ピアノでも安心して弾くことができますよ。

中古ピアノを購入する場合は、どこで購入するかが非常に重要になります。ぜひ、きちんとメンテナンスが施された中古ピアノを選んで、購入してくださいね。