パソコンは人間が作った命令に従って動いています。プログラミングは、パソコンに対する命令を作ることです。
パソコンは順序だった命令でなければ動きませんので、まず、パソコンにどういう動きをさせたいかを自分の頭の中でイメージし、命令を次々に考えていきます。
パソコンが自分の思い通りに動かなかった場合に、どうして思い通りに動かないのか、どのような命令を作れば、思い通りに動くようになるのか、そのようなことを考え、順序だった命令を考えていくうちに、物事を筋道を立てて考えるという論理的思考が身についていきます。このことは、パソコンにおいてだけのことではなく、いろいろな分野で活躍していく上でも、とても重要な力を身につけていくことになるのです。問題点を見つけ、修正をしていく過程において、問題解決力も身につけることができます。そのようにして、自分ですべてを解決していき、自分のイメージしていたものを自分の力で完成させることで、自信にもつながっていきます。
また、自分のアイデアを自分の力で実現させるのですから、主体性も磨かれていきます。こうした様々なメリットがあることから、今や教育現場や習い事においても注目されています。